事後対応から事前対応へサービス革新 熾烈な国際競争をIoTで優位に パナソニック株式会社様事後対応から事前対応へサービス革新 熾烈な国際競争をIoTで優位に パナソニック株式会社様

IoTを始めた目的

  • ●業務用プロジェクタの稼働状況をリアルタイムで監視し、不具合の早期発見や適切なタイミングでのメンテナンスでサービス品質の向上につなげる。

IoTプロジェクトの概要

  • ●業務用プロジェクタの遠隔監視をすることで稼働状況や不具合などをリアルタイムで取得する。

導入効果

  • ●装置不具合や動作不良による表示品質低下の早期発見。
  • ●稼働状況に合わせた消耗品の適切なタイミングでの交換。
  • ●リアルタイム監視による保守サービスの品質向上。
  • ●製品品質向上のための情報を収集と蓄積。

システム概要図

プロジェクト詳細(2016年10月発売 日経ビジネス「IoT経営バイブル」事例紹介より)


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業務用プロジェクタ監視にIoTを導入して解決できた事例

電車

駅のサイネージで

英国のある駅のサイネージでファンエラーを検知。
お客様がセーブモードになっていることに気付かず発生したが、IoTでリアルタイムに監視をしていたため、いち早く対応ができ、運用を止めることなく改修を行うことができた。

学校

学校の教室で

ある大学でのフィルター目詰まりや本体電源の切り忘れを遠隔で監視していたことから、未然に目詰まりや電源切り忘れを防止することができた。

電車

結婚式の式場で

結婚式場で2台のプロジェクタを使い、1つの大画面映像を流した際に、映像が乱れる事象が発生した。IoTでデータを蓄積していたため、原因をすぐに特定することができた。真因はプロジェクタ本体ではなく、他社の入力装置の不具合であったが、一生に一度の大切な日をサポートする企業のサービス品質維持に貢献することができた。

Toamiが採用された背景

前提となるIoT予兆監視システムにおける開発コンセプト

プロジェクトを進めるにあたっての開発コンセプトを、以下のように設定した。

  • ①POCを通して顧客の要望をヒアリングし、事業部、販社、顧客のオペレーション、 メンテナンスの業務フローに合致するシステムを作り上げていくプロセスが重要。
  • ②蓄積したビッグデータの解析から継続的な改善を目指す。
  • ③部品受発注など、社内外のシステムとの連携を目指す。

このような開発コンセプトから、業務フローに精通するメンバーでの部門内開発が必須であった。

そのため、パナソニックグループのITソリューション部門に委託するのではなく、映像機器ソリューション部門で自主開発で進めることになった。

開発手法選定における要求事項

開発手法を選定するときに挙げた選定条件は、

  • ①自主開発ができ、継続的な改修が可能
  • ②PoCですぐにスモールスタートができて、本番へも簡単に拡張できる
  • ③国内外で多数のキャリア・ゲートウェイ端末メーカーと連携実績がある
  • ④ビッグデータの解析ツールがある
  • ⑤日本での安心できる充実したサポート

以上の5つが挙げられ、このような開発手法を満たすことができる最適なプラットフォームとして「Toami」が採用された。

※記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。記載事項は2017年4月現在のものです。記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。

ユーザープロフィール

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ

所在地 :東京都中央区銀座8丁目21番1号 住友不動産汐留浜離宮ビル
設立  :2017年4月1日
事業内容:「航空」「製造」「エンターテインメント」「流通」「物流」「パブリック(公共)」分野向け機器の開発/製造/販売、並びに、SI※/施工/保守・メンテナンス、及び、サービスを含むソリューションの提供

※SI : システムインテグレーション

http://www.panasonic.com/jp/corporate/cns.html

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2023年1月25日(水)~27日(金) 10:00~17:00
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