NSWとMBEL、農業向けM2M/IoTサービスの提供を開始
~ノンプログラミングM2Mプラットフォームと多機能センサーでスマート農業を支援~

2015年3月17日

日本システムウエア株式会社(本社:東京都渋谷区、 代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下「NSW」)と三井物産エレクトロニクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 市川 誠、以下「MBEL」)は、本日より NSWのM2M/IoTクラウドプラットフォーム「Toami」とMBELが取り扱うLibelium社(本社:スペイン)製の屋外用途向け多機能センサーを組み合わせた農業向けサービスの提供を開始します。

今回開始する農業向けM2M/IoTサービスは、Libelium社のセンサー「Plug & Sense!」にて入手した温湿度や風向などのデータを同社製ゲートウェイ「Meshlium」を経由して「Toami」に送り、モニタリングや監視/制御などが行えます。これらの一連のサービスをまとめて提供することにより、「早く」、「簡単に」、「わかりやすく」先進農業を実現することを可能にします。

農業向けM2M/IoTサービス ビニールハウス内環境情報などを農業関係者の利用者様がモニタリングできます

Libeliumは海外で大規模農業、スマートシティ、インフラなど様々な分野にセンサーネットワーク機器を提供しています。また、M2M/IoTにおいて重要な機能を担うM2Mプラットフォームとも数多くの接続・利用実績があります。様々なセンサーをラインナップしていることが同社の大きな特徴であり、例えば、「大気中(ガス)の成分、温湿度」、「水中の温度、pH、誘電率、濁度」、「土中の温湿度」、「日射量」、「風向・風力」などのセンサーをラインナップしています。ZigBee(Digi-Mesh)、3Gなどの無線ネットワークや防水、ソーラー充電などの機能も備えており、農業を始めとした屋外利用目的に最適なセンサーソリューションです。

Toamiは、リモート機器からのデータをセキュアかつリアルタイムに検索でき、ドラッグ&ドロップで簡単に開発できる機能などが用意されています。製造機器の遠隔監視や生産ラインの稼働率監視、電力のデマンド監視、農業向けM2M、構造物のモニタリングなどの用途を中心に、M2M/IoTサービスを低コストかつ短期間で実現できます。

今回のサービスは農業関係者を対象とし、高齢化や後継者不足、分散圃場管理といった課題や高付加価値農作物の生産など、日本農業のバリューアップを支援します。

三井物産エレクトロニクス株式会社について

三井物産株式会社の100%子会社として、同社のエレクトロニクス関連事業を担う戦略会社として1995年4月に設立。
産業向組込みシステム分野における長年の経験を活かし、ユーザーニーズや利用シーンに応じた多種多様なM2M/IoTデバイスを組み合わせて、各種ソフトウェアを実装し、上位のクラウドと連携する「デバイス・コネクティビティ」ソリューションを提供します。

お問い合わせ先

サービス内容に関するお問い合わせ窓口

NSW(日本システムウエア株式会社) ITソリューション事業本部
営業統括部 担当:二村、小林

TEL:03-3770-0017  FAX:03-3770-0018

E-mail:ml-iot@gw.nsw.co.jp

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