NSW、IoTデバイス専用リモートメンテナンスソリューション
「Toami Remote Powered by Secomea」を提供開始
~VPNとアクセス制限によりセキュアなリモートメンテナンスを実現~

2017年5月9日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、Secomea合同会社(Secomea A/S、本社:デンマーク)と提携し、同社が提供するリモートメンテナンスソリューションを活用した、IoTデバイス専用リモートメンテナンスソリューション「Toami Remote」を本日より提供開始いたします。

Toami Remoteは、インターネットに繋がるIoTデバイスの保守サポートを、遠隔地からのリモート接続によって、迅速かつセキュアに実施することが可能なリモートメンテナンスソリューションです。

通常、産業用デバイスに障害が発生した場合は、現地までメンテナンス担当者が駆けつけ原因調査を行い、原因が特定できた場合も、取り換え用の部品を用意して再度現地を訪れる必要があります。この一連の作業には多くの人件費や交通費、部品の輸送コストなどがかかり非効率的です。
また、たとえVPNによるリモートメンテナンスを行っていても、その多くはルータ間での通信となり、ネットワーク内に存在する、メンテナンスを必要としないデバイスにもアクセスが出来てしまい、セキュリティ面で優れているとは言えません。

こういった課題を解決するため、Toami Remoteでは、専用のVPNデバイスをお客様先に設置し、IoTデバイスと接続させることにより、機器の保守メンテナンスを行う担当者とIoTデバイス間でVPNを構築します。これによって、IoTデバイスへのリモート接続が可能となり、初期の原因調査を遠隔地から素早く実施でき、無駄な駆けつけコストを削減します。さらに、アクセス権限設定機能により制限をかけ、サポート担当者へ必要最低限のデバイスに対してアクセスを許可する事により、お客様の安心安全に貢献します。

Toami Remoteのイメージ

Toami Remoteの特長

1.IoTとのセキュアな通信を確立
保守対象となる機器だけを設定する事で、メンテナンス者はそのデバイスだけが通信を許される環境を提供されます。メンテナンス対象外の機器にはアクセスできない事でお客様ネットワーク内への不要なアクセスを防ぎます。

2.通信コストの削減
ダイアルアップのように必要な時のみ通信をするため、通信にかかるコストを最小限に抑えることができます。

3.ネットワーク環境の変更は不要
標準的なポート80/443のみを使用するため、お客様ネットワークの設定変更は必要ありません。IoTデバイスと同じネットワークにVPNデバイスを参加させるだけで通信の確立を行い、メンテナンスの方法も現状の運用と変わりません。

4.NSWのIoTクラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」と連携
当社のIoTクラウドプラットフォームToamiとの連携により、リモートメンテナンスの用途だけでなく、機器からの情報収集・蓄積・分析も可能です。

お問い合わせ先

サービス内容に関するお問い合わせ窓口

NSW(日本システムウエア株式会社) ITソリューション事業本部
ビジネスイノベーション事業部 担当:金丸

TEL:03-3770-0017  FAX:03-3770-0018

E-mail:ml-iot@gw.nsw.co.jp

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