NSW、IoTサービスでソニーのLPWAと連携
~長距離伝送・超低消費電力の通信サービスを利用したIoT環境の実証実験を開始~

2017年5月8日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、ソニー株式会社が開発した新たな低消費電力広域(LPWA※)ネットワーク技術(以下、ソニーのLPWA)と、当社のIoTクラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」を連携した超広域IoTサービスの実用性を検証するプロジェクトを本日より開始いたします。

NSWは、2013年よりIoTサービスを開発・構築するための専用クラウドプラットフォーム「Toami」を展開しています。デバイス管理やデータ管理、外部連携機能などを網羅したノンプログラミング開発基盤により、開発効率の大幅な向上とコスト削減を実現し、収集したデータの見える化や機器制御、データ分析などが可能なサービスとして、医療関連分野をはじめ、さまざまな業種・業態のお客様へ提供しています。

このたびToamiと連携するソニーのLPWAは、超高感度シグナルプロセシング技術により見通し100km以上という長距離伝送を実現した通信方式です。これにより従来のLPWAよりもはるかに広域な通信網の構築が可能となり、さらに超低消費電力LSIの搭載による消費電力の低減、高速移動体との安定通信なども実現します。NSWではこれらの特長を活かしつつ、送受信機に標準搭載されるGPS LSIを活用した人・モノの見守りサービスやセンサ・デバイスからのデータ収集など様々な分野で利用可能な、以下のサービスを新たに開始します。

提供サービス

①センサからクラウド、アプリケーションまでオールインワンの垂直統合型サービス
各種センサにソニーのLPWAモジュールを組み込み、センサとそれに対応したネットワーク、アプリケーションをセットで提供することにより、システム開発や機器選定、設定作業など初期の手間をかけず、月額料金のみで利用が可能です。

②お客様専用のソニーのLPWAアプリケーションを提供するカスタマイズサービス
ご要望に応じたカスタマイズを行い、ソニーのLPWA通信モジュールを組み込んだ特定の送信機からの通信のみを受信するといった、お客様専用の広域IoTサービスを構築します。また、NSWでは本通信モジュールの特定デバイスへの組込み対応も行います。

また、NSWではソニーのLPWAへの取り組みを2017年2月から進めており、5月10日から東京ビッグサイトで開催されるJapan IT Week 「IoT/M2M展」のNSWブース(西16-29)にて、本サービスによる以下のデモンストレーションを実施します。
・登山客見守りアプリケーション
・気象情報収集アプリケーション

NSWは今後も革新的なIoTクラウドプラットフォームを提供し、お客様の事業価値向上の実現に努めてまいります。

※LPWA:「Low Power, Wide Area」の略称で、低データ量を扱うIoT用途で大きな需要が見込まれる低消費電力かつ広域通信を可能とする通信技術。

ToamiとソニーのLPWAの連携イメージ

お問い合わせ先

サービス内容に関するお問い合わせ窓口

NSW(日本システムウエア株式会社) ITソリューション事業本部
ビジネスイノベーション事業部 担当:金丸

TEL:03-3770-0017  FAX:03-3770-0018

E-mail:ml-iot@gw.nsw.co.jp

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