NSWのM2MプラットフォームがシスコのIoT/IoE環境に採用
~フォグコンピューティングとの連携で柔軟なサービスを提供~

2015年1月20日

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、 代表取締役執行役員社長 多田 尚二)のM2Mクラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」は、1月よりシスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、社長 アーヴィン・タン、以下シスコ)のフォグコンピューティング(※1)対応機器によるIoT/IoE(※2)環境に採用されました。

NSWの「Toami」は、M2Mサービスを開発・構築するための専用プラットフォームです。デバイス管理やデータ管理、外部連携機能などを網羅したノンプログラミング開発基盤により、開発効率の大幅な向上とコスト削減を実現しています。また、シスコのフォグコンピューティングは、クラウドとデバイスの間に位置し、データ発生場所の近くで、事象に基づく判断を迅速に行え、ネットワーク負荷軽減も実現できます。

今回、フォグコンピューティングに対応したルータ「Cisco CGR IOx」がToamiとすぐに接続できる「Toami Ready」ゲートウェイに加わったことにより、フォグコンピューティングによるデータ処理に加えてToamiが持つイベントドリブン型データ処理も活用することで、より効果的でかつ迅速な大量データのリアルタイム処理が実現可能になります。

フォグコンピューティングとToamiの連携で迅速なアクションを実現

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今後NSWは、本サービスにより、スマートシティ、スマートパーキング、橋梁・トンネル監視や車載実装といった社会インフラ関連、工場内製造ラインの集中監視、農業M2Mに加え、スマートフォンと連携したオムニチャネル環境構築など、業種業態を問わずフォグコンピューティングとToamiの連携によるIoT/IoE基盤構築を実現してまいります。

※1 フォグコンピューティング:クラウドとデバイスの間にフォグ(霧)という分散処理環境をおいて大量のデータを処理しクラウドへの一極集中を防ぐ仕組みであり、実用的なデータが生成される場所にアプリケーションを近づけることで、人、プロセス、モノから生じる大量のデータを活用し、多くの価値を引き出すことが可能になる。

※2 IoT(Internet of Things):様々なモノがネットワークにつながることを指す。 IoE(Internet of Everything):IoTの概念のさらに先、モノだけでなく場所や人などに紐づくあらゆる情報がネットワークにつながることを指す。

シスコからのエンドースメント

シスコは、NSWが持つ、革新的なクラウドM2Mプラットフォーム「Toami」とシスコが提唱するフォグコンピューティングを実現するCisco IOxや高い対環境性能を備えた産業用ルータの融合により、製造、運輸、スマートシティなど多様な産業領域で、IoEを加速するイノベーション、新たな価値創造をお客様にもたらすものと大いに期待しています。

シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 木下剛

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NSW(日本システムウエア株式会社) ITソリューション事業本部
営業統括部 担当:二村
M2M/IoTビジネス部 担当:大野

TEL:03-3770-0017  FAX:03-3770-0018

E-mail:ml-iot@gw.nsw.co.jp

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